2022/12/05
上杉謙信公の居城として有名です。家から近いということもあり、総構(そうがまえ)と山城跡の二回に分けて行ってきました。
最寄駅からお城まで
駅を経由して行かなかったので、今回はリーフレットより引用。えちごトキめき鉄道の春日山駅から謙信公銅像前まで徒歩40分だそうです。スタンプ設置場所の春日山城跡ものがたり館を経由するともっとかかると思います。
春日山城の100名城スタンプ
春日山城跡ものがたり館(休館日:月曜日、12月~2月)。ものがたり館が休館日の場合、上越市埋蔵文化財センター(休館日:火曜日、年末年始)。どちらも入館無料です。ものがたり館の方はこぢんまりとした施設ですが、埋蔵文化財センターの方は無料とは思えないほど展示が充実しています。写真のスタンプは埋蔵文化財センターの方です。
総構を散策
総構はものがたり館から埋蔵文化財センターまで約1.2km続いているそうです。ものがたり館のすぐそば、春日山城史跡広場を散策しました。
復元された土塁と堀
東城砦の空堀
春日山を散策
日を改めて山城跡を散策。リーフレットの「三郎景虎屋敷コース」(謙信公銅像前から春日山神社まで時計回りのコース)を回りました。スタート直後から人の手が加えられた起伏が見て取れ、ただならぬ雰囲気が感じられます。
左にカーブしながら上っていくと三の丸の入口が見えてきます。このまま道なりに進むと「土の一袋運動」(本丸まで行くついでに土をちょっと運ぶ運動)の小屋があるようです。その運動の存在を家に帰ってから知りました。知っていたら協力したかった。。。
前日雨だったため、遊歩道には水たまりが。小川のように水が流れている箇所もありました。雨の日の散策は避けた方がよさそうです。
三郎景虎屋敷跡
三の丸の一角にあります。
米蔵跡と土塁
こちらも三の丸にあります。
二の丸の一本イチョウ
残念ながら見ごろは過ぎ、葉がほとんど落ちてしまっていました。
本丸からの景色
日本海まで見渡せます。
本丸と天守台の間の空堀
井戸曲輪
大井戸は今なお水をたたえています。
景勝屋敷跡
三郎景虎屋敷とは比較にならないほどの広さです。
本丸まで戻り、ここから春日山神社へ向けて下っていきます。直江屋敷などの曲輪は省略。下りの遊歩道は水はけがよく、ぬかるんだところは少なかったです。
搦手の空堀
千貫門内側の空堀
千貫門の看板はあるものの、どの辺りが門なのかはよくわかりませんでした。
春日山神社の忠魂碑
春日山神社へ到着。境内の忠魂碑には大砲(?)と砲弾がありました!!
所要時間
謙信公銅像前から春日山神社まで時計回り(所要時間 約1時間)のコースをゆっくり見て回って1時間半。総構の方は30分弱です。
混み具合
平日の午後で、見かけたのは7~8人でした。遊歩道の整備をされているスタッフの方も5~6人いました。
曲輪や空堀など見どころは多いと思います。鐘楼や景勝屋敷跡など一部の曲輪は急な階段がありますが、大半はゆるやかなので上りやすいと思います。徒歩で向かう場合、謙信公銅像前に行くまでの坂道の方がきついです。